絶望に効くお薬処方箋 漫画家 山田玲司 公式サイト

絶望に効くお薬処方箋 漫画家 山田玲司 公式サイト

コラム 2017.05.29

【第14号】人生を無駄にしない簡単な方法とは何か?

こんにちは、山田玲司です。

 

今年最後のメルマガです。
みなさんどんな1年でしたでしょうか?今年の自分は漢字1文字で表すと何でしょうか?自己採点で何点だったでしょうか?
僕はこんな風な話で年末に仲間と盛り上がるのが好きです。

 

「今年を色で例えたら?」とか「動物で例えたら?」とか「歴史上で、どの国のどの時代みたいな年か?」みたいなふざけた質問でどこまでも今年の自分分析をするのも好きです。

 

そんな僕を絵本作家の五味太郎さんは「自問自答芸だな」と笑っていらっしゃいましたけど、僕は人にも自分に質問するのが大好きです。

 

「質問」は罪だ、と言う人もいるけど、質問とは「聞かれた人間を1瞬で人生の主人公に変える魔法」にもなると思います。
どちらかと言えば、質問とは「愛」に近いと僕は思うのです。
特に「年が変わる時期の質問」ってのはいいですね。
なんだかんだ大騒ぎしても、いつもの様に地球が1回転して、昼がよるになり、朝が来るだけの話なんですけどね。

 

「節目」ってのは、なかなかの発明です。なんとなくの日々に何かしらの見えない線を引いて、「ただの日」を「特別な日」のように演出する。
人間の愚かで儚い「つかの間の人生」に、特別な日を設けて、何か「意味のあるもの」かのように、みんなで感じようという試みはある意味で救いです。

 

油断していると人生ってのは、毎日が同じようなことの繰り返しで、あっと言う間に1年が過ぎ、10年が過ぎ、30年が過ぎてしまいます。
そんなこんなで「もう1年も経ってしまった」なんて大騒ぎしたり、焦ったりする年末とは「人生を無駄にしないための目覚まし」みたいなものですね。

 

「僕は今年1年、本当にやりたいことをしてただろうか?」
「私は後悔しない1年を過ごしてこられたのだろうか?」
と、自分に質問するだけで「人生を台無しにすること」を少しは防げるでしょう。
最高の状態にならなくても、最悪の事故は防げるかもしれません。

 

本当は「毎日が人生の2度と帰らない貴重な日々」です。

 

何でもない普通の日に何気なく見たカーブミラーに映った雲。

 

カーテンから漏れる昼下がりの光。

 

家の外から聞こえる子供の声。

 

校庭の隅に飛んでいた蝶。

 

駅の改札に消えていく彼女の後姿。

 

全てが2度と帰らない「聖なる瞬間」

 

やがて自分の体が自由に動かなくなった時に「当たり前だったすべての瞬間」が愛しく感じる時が来る。

 

どうか2015年も、この「奇跡の時間」を大切に味わっていきましょう。

 

1月7日のニコ生ヤングサンデーではいよいよ僕が自作を語ります。
特集「Bバージン」オタクが女に改造されて「モテ男」になる漫画の話です。

 

2015年もみんなの大切な人生の時間を無駄にしないように頑張ります。
ニコ生も漫画も全力でやります。

 

あなたの幸運を祈ってます。

 

山田玲司 XXX
第9回「Bバージン特集」
メルマガ発行日 2014/12/29

ページトップ