絶望に効くお薬処方箋 漫画家 山田玲司 公式サイト

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コラム 2017.06.07

【第21号】「イライラするなら大丈夫」という話

今回のニコ生では盟友の東村アキコ先生が出てくれて、予想以上の大活躍をしてくれてましたね。

彼女は根っからの「エンターテイナー」で、みんなが喜んでくれる事が1番大事なことだと思っている人です。

なので、今回僕の放送に来てくれると言ってくれた時点で「あ、もう大丈夫だな」と思っていたのですけど、本当に見事な活躍でしたね。
ベテランの担当編集に言わせると「売れる漫画家は話が面白い」らしいです。

僕の友人の漫画家も話が面白い人は確かに売れてます。

これはつまり「相手を楽しませたい」という思いがある人は「つまらない話」などして相手をがっかりさせたくないわけで、こういう思いが漫画に出るので人に求められる漫画が描けるのだと思います。
この日は「僕も対談を観たい!」と言っていた志磨遼平も特別出演してくれて、初の「泥酔放送」へ突入。完璧でしたね。

メジャーで活躍してる2人の持ってる「楽しませる力」がオーラとなって渦を巻いてたのを感じて「さすがだなあ」と思っていた山田玲司です。
そんなわけで大成功の東村アキコ回でした。

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東村アキコ先生と志磨遼平と山田玲司には共通点がいくつかあるのですが、とにかくこの3人は「生きている速度」が速いという点で共通しています。
志磨遼平は「止まると俺死ぬから」という歌を歌っています。

東村漫画はキャラクターがずっと走っています。

そして僕もずっとあせって生きていました。
いくつも「やりたいこと」や「なりたいもの」があるのに、自分はまだまだ何もできてない、と思って生きていて、今もそうなのです。
つまり、この3人は、ありあまるエネルギーを持て余してきた人間たちなのです。

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「あなたたちはやりたい事で成功しているからいいじゃないか」と言われれば、確かに今はある程度は夢が叶っています。

でも、何度も「何も進まないままイライラしているだけの毎日」を味わってきた人間でもあるのです。
自分は偉大な人間だと(根拠なく)思い込んで、誰かに憧れて、努力もしているのに何も報われない日々です。
夢に近づく事を「階段を上っていくこと」だとすれば、階段には「踊り場」があるといいます。

「何をやってもうまくいかない時期」ってのは、あるものなのです。
そういう時期は「なんとかなるさ」なんていいつつ、あせってイライラするものです。

でも僕はこういう時の「イライラ」が心の中の内圧を高めると思うのです。
そして、何かのきっかけで心の中のガスに火がつくことがあるのです。その際、「人を楽しませる方向」で火がつけば、人生は格段にレベルが上がるのです。
この「自分のため」ではなくて「誰かのために」という部分が重要です。

たまったガスで誰かを傷つけたりしているうちは中々前には進めません。ましてや自分を傷つけるのもお勧めできません。
その対象が音楽や漫画になったのが、僕ら3人なのです。

「誰かのためにする何か」はなんでもいいのです。それこそ、イベントの企画でも野菜作りでもブログでも料理でも。
自分が好きで、誰かが幸せになれるものならそれでいいのです。
「これって面白くない?」とか「これ綺麗でしょ?」とか「これ美味しいでしょ?」とか、他者を幸福にする方向で爆発すれば自分も幸せになるわけです。

ブレイクするだの、お金持ちになるだのという成功もあると思うのだけど、それより広い意味で「幸福」に近づけると思うのです。

煮え切らない日々のイライラがため込むガスを「嫌な形」で使う人が多いと思うけど、そんな時期は早めに終わらせて、「いい形」でガスを使うべきなのです。
ムヤミな衝動買いとか痴話喧嘩なんかでガス抜きしていると、未来はなかなか明るくはならないものですからね。

ましてや「会ったこともない人」にネットで絡んでいるなんて人生の無駄です。

もしそういうエネルギーがあまっているなら「諦めてたけど本当はやりたかったこと」をやってみるのもいいと思います。
ため込んだガスってのははなかなか「いい燃料」になりますよ。

山田玲司

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メルマガ発行日 2015/2/23

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