コラム 2017.05.20

【第4号】「モテない」本当の原因は何だ?

そんなわけでとうとう僕のレクチャーコミック第1弾「モテない女は罪である」10月23日に発売になります。
(check!! → amazon.co.jp:モテない女は罪である

やっぱりね。向いてるんですよ。恋愛だのなんだのが。俺は。この星で一番になりたいの俺は。
なので今年は特に「モテ」について改めて考えてて、わかった事がありすぎるの。俺は。
すみません。ピンポン読んでないのに。俺は。

このタイトルの「モテない女は罪である」というタイトルは「非属の才能」の時から僕の相棒として大活躍してくれてる天才編集者のK君が考えたものです。
あまりに戦闘的かつ挑発的なタイトルなんで僕は当初ビビッていたのです。
何しろこのタイトルが決まる前は「女の子を元気にする方法」という腰の引けた仮タイトルだったんだよ。どんだけ女の人が怖いんだよ俺は。怖いものは怖いんだよ俺はーーー!

で、このタイトル案を受けて考えたのは「モテない女は罪である」と言われるほど、この国では「モテない」と地獄です。いや、モテないと地獄だと考えている人がほとんどです。
でも、今月のニコ生でも言ったけど「モテる」という状況は不特定多数の異性からあらぬ妄想を託され期待値を上げられ、それを裏切ると失望されるという難儀な状況です。
おまけに同性の嫉妬の対処も大変です。
イケメン芸人が必要以上に下品に自爆するのも嫉妬の回避の為に何とか身に着けた生存方法なわけです。

そんなわけでやたらと「モテる」ようになる話は別にして、少なくとも「好きになった人」に少しくらいは愛されたいというのはわかります。僕もそうです。
そしてそれがまったくかなわない人生はやはり「罰を受けてる」ような気分にもなるでしょう。
そんなこんなで今回このタイトルになったわけです。
モテない女は罪なのか?一生「愛されない」という罰を受けなければならないのか?
という感じですね。

しかし!本当に「モテない」というのは生まれつきで決まっていて、努力の余地はないのか?というと、ちょっと疑問ですよね。
「イケメン」や「美女」に生まれるのは自分の努力だけでは不可能だとしても、モテてる人は何も見た目のいい人たちばかりとは限らないのですからね。

あとは収入地位か?
となると問題は複雑になってくるのでまたにして(収入のある人間は努力も試行錯誤もしてる人間的に魅力のある人も多いので)

どういう人間がモテないのか?
と考えて最初に「デリカシーがない」「自分の問題でいっぱいいっぱい」「与えることができない」みたいな感じの事が浮かんで、整理してみると大きく2つの問題に絞られてきました。
1つは「どうせモテない」試合に出ない人です。
自信がない上に良い思い出もないので傷つきたくない人ですね。
でも実はこれって本人が悪いわけではないのです。
単に気の毒な環境に生まれ育ったせいなので、本人のせいではない場合がほとんどだと思うのです。こういう人はあまり責められません。

自信や自己肯定感などは努力して身に着くというより、ほとんどが幼少期に周りが根拠なく認めてくれたせいで手に入れてるものなので「お前もっと自信持てよ」と言うのは短絡的で無茶な話ですよね。
僕は「モテない女は罪である」の中で「どうせ」を言う女は避けられると描いてますけど「どうせ」と言わせてるのは、その人が受けた多くの痛みのせいなのです。

気の毒な話です。でも、そのせいで愛されないのはもっと気の毒なので、自覚的に「どうせ」を言わないようにして「愛」を手に入れて欲しいわけですよ。すみません。

そしてもう1つは「異性を知らない人」です。
今回僕が何とかしたいと思う人たちはこの人たちです。
「モテないんだから異性の事なんかわかんねえよ」と言うかもしれませんけど、別にモテなくても話は出来ます。
相手がどんな事を考えていて、どんな事で悩んでいるか?感じているか?みたいな事は「どうなの?」と聞いてみればいいだけです。
これに関しては確かに愛されてて自信のある人の方が余裕で出来る傾向はありますけど、そんなに難しいことはないはずです。

単に相手の言う事を「そのまま」聞いて「ジャッジ」したり「勝負」したり「批判」「自慢話」なんかを完全に封じて口にしなければ異性はいくらでも自分のことを話してくれます。
「モテたい」と思う人がまずできることは「これ」なのです。
相手を人として知ることなのです。もちろん最低限のデリカシーと清潔感は自分でなんとかしましょう。人として不快感がないくらいならそれで充分ですからね!

それをしないで勝手な妄想で「しょせん男は」とか「女なんてどうせ」とか言うのはバカです!

僕は男なので男の繊細さや面白さ、可愛げを良く知ってるんだけど、いっぱい聞いてわかってきた「女の人」ってのも、本当に素敵ですよ。やばいですよ。
神様ありがとうございました。ですよ。

第4回「モテない女は罪である」発売直前スペシャル☆

メルマガ発行日 2014/10/20

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