「女をイカせる男」の見分け方

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おことわり：このコラムは、ニコニコチャンネル「山田玲司のヤングサンデー」で配信されているメルマガを全文転載してお送りしています。転載期日が2018年4月下旬以降の号は、テキストのみを抜粋・転載しております。

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おはようございます。

最近どうも難しい話ばかり書いていたので、今週は久しぶりに恋愛相談をやります。

以前、田中さんが来てくれた時に送ってもらった相談です。

（番組で取り上げられなかった相談はこうして時々ここでお答えします）

Q

「ズバリ!イカせる男性を見抜く方法を教えてください！」

(メールネーム 「少子化対策大臣になろうかな」)

世の中の女性を代表して、恥を忍んで思い切って伺ってみたいと思います(バクバク)

AMや玲司先生の本も読みました。

私の周りの女性達も努力して、実践しているようですが誰ひとり「イッたことがない」と言います。

人あたりが良く、穏やかで真面目な人とお付き合いした事がありますが、「自分さえ気持ち良ければいい」としか思えない人でした。

男性はプライドがあるし、デリケートだからと思って誉めて育てようとしましたが、次に会った時は元に戻っています。

セフレや不倫、一夜限りの的なのは気持ちが悪くて興味がないんです。

Hがすべてではないけれど、「悲しい気持ちー」になってしまうので、男性目線から「わかりやすいアイコン」みたいなのを教えてください!

A

いやーーいいですね。

前回の「ベーシックインカムの話」からの落差。たまんないね。春だしね。

実はこの「イカせてもらえない」という女性の悩みは昔からよく聞きます。

恋愛祭りだったバブルの時でさえ女たちはこんな話をしてましたから、もしかしたら「日本人女性普遍のお悩み」なのかもしれませんね。

こういう話は「女子会のディープな時間」とかに語られるようなテーマなので、ほとんどの男はこの問題を知りません。

そもそも男に生まれたら「海外ドラマで耳にする」か「女性向けコンテンツでお悩み相談」でもやってないと耳にしない情報なので、意識すらしてない男も多いです。

そんなこんなで、男が突然フラれると「自分の何が問題なのか、理由がわからない！」なんてジタバタするわけなんだけど、女の人にとっては「ベッドで満足させてくれない」という不満が案外「大問題」だったりするのです。

「ふざけんなよ女！お前ら気取ってるくせにSEXが目当てなのかよ！」なんて思う男もいるでしょう。

でもこれ女側の意見を聞くと「SEX”も”目当ての１つ」と言うわけです。

これは男の本音と変わりません。

何度も書いてますけど、僕の世代は恋愛に厳しい時代だったので、マナーとして「女を満足させねば男として終わりだ」みたいに思ってる男も多かった。

実際に「満足」させていたどうかはわからないけど、そこはみんな必死だった印象があります。

後輩が「今度オレ、彼女と寝るかもしれないんで」なんて話になると、先輩たちは「ちゃんとイカせてやれよ！ｗｗｗ」なんて言ってたものです。

とはいえ、それなりに時間が経って「色々な世代」「色々な種類の男たち」の話を聞いていて思うのは、これは「世代の問題」ではない気もします。

【イカせる男の法則】

では「どんな男がイカせてくれるのか？」というと、本当の所は（男である）僕にはわかりません。

世の中には「５００人と寝たわ」みたいな事を言う女性がいるので、そういう方にお聞きになるべきなのかもしれません。

でもその話は「５００人と寝る女を相手にした時の男たち」が判断の基準になるので、このデータもまた偏ったものである可能性は高いでしょう。

そうなると「女を満足させてくれる男とはどういうタイプの人間か？」という所から考えるしかないのかもしれません。

SEXにかぎらず、人間には「自分さえ満足すればそれでいい」という人間と「相手に満足して欲しい」と思う人間がいるわけです。

「イカせてくれる男」は「相手にも満足して欲しい」と自然に思っているタイプの人間ですから、日常的に「相手を気遣ったセリフ」を口にしているはずです。

特に相手の「体調」に気を遣える男はオススメです。

「お腹すいてない？」

「寒くない？」

みたいなセリフが自然と出てる男には「ベッドでも満足させてくれる可能性」が高いと思います。

逆に寒い中ピンヒールの彼女を連れ回して、どうしても「自分が行きたい店」に行こうとするような男や、会話の殆どが「自分の話」で女の話を聞けない男は「夜」も期待はできないでしょう。

それでも自分が「イケメンだからいいの」みたいな心理状態にある場合はもう「Mモード」に切り替えて、何も期待しないで寝るしかないでしょう。

【ここに気をつけよう】

何度も書いているけど、定番の注意事項を一応書いておきます。

男の中には「女をイカせること」が自分の価値を上げるための「ポイント」になっている人もいるっていう例の件です。

「女を何度もイカせた俺ってすげえ」と思っていて、飲み会で「あの女、ヒーヒー言わせたった」とか言ってる男たちの問題です。

こういう男を遊び相手にして楽しむだけなら「すごいね」「もっと」とか連発して調子に乗せておけばいいと思うのですが、このタイプは「女はアイテム」と思っている人も多いので、本気になるのはオススメしません。

もう１つは「相手をイカせないと不安」という男もいます。

こういう人は常に「自分の評価が心配」なので、うまくいかないと「レス」になるタイプです。

こういう男には、可能な限りプレッシャーを与えずに「じゃれ合って」「サービス多め」にすればいいと思います。

多少の「演技」もアリです。

そしてSEXが評価の伴う「戦い」でなくなってから「こういうのもして」とか言えばいいと思います。

１番気をつけたほうがいいのが「イカせてくれない男って最悪」と思っている「ホンネ」を男に言わない事です。

男たちにこの事実が伝わってしまうと、例のごとく「ナイーブな男」は近寄ってこなくなり、女を「モノ」だと思っている「アホ」が近寄ってきます。

「俺ならイカせられるぜ」みたいに思っているガキもいますし、そういう「病」を抱えたおっさんもいますからね。

これまた定番の事を書きますけど、女の方から「お腹すいてない？」とか「寒くない？」とか、自然に言える「優しい人」になるってのが「幸せの近道」でしょう。

そんなこんなで気がつけば花粉を連れて「春のやつ」が来ましたね。

今週も人生をお楽しみ下さい。

アレルギーのある人はお大事に！

山田玲司

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